アナログゲームはルールが命


そう思ったのが「DUEL of the GIANT」でした。中身をさわりだけ説明するとT-34の進撃にTIGER I×2、対戦車砲、スツーカで撃退するゲームで、比較的簡単なミニチュアな戦術級のはずでした(実際にルールを理解すると難しいゲームではない)。
ただ、この日本語訳ルールを作ったホビージャパンの出来があまりにもわかりづらく、最初意味がわかりませんでした。例えばある概念の調べようと思ったら「これは○○です。詳しくは○ページを見てください」・・・こんな記述がたくさんあり、ルールを確認するのもまるゲームブックを開いているような感覚に陥り「これは初心者が手に取ってもプレイされない」・・・と思いました。
実際のゲームというのはセットアップを除けば「開始フェイズ→Aフェイズ→Bフェイズ→Cフェイズ→Dフェイス」の5つあり、開始〜Bまでは主にソ連軍プレイヤーの処理、C〜Dはドイツ軍の移動と攻撃という処理だけです(ちなみに砲撃は砲塔の向いている射線に敵が入ったら即処理→攻撃力が上回れば損傷・撃破するだけの簡単な処理です)。
こんなに簡単なのにルールブックのおかげですべてが台無しになっているゲームになっています。これはいけないですよね。せっかくプレイできるものをプレイできないというのはゲームにとってもプレイヤーにとっても悲劇です。
近々、このゲームについてはなにかしらフォローしてみようかと考えています。解説書やルールブックを並び替えなどで対応できるような気がします。
しかし、ルールブックひとつでこんなにも変わってしまうなんて少し勉強になりました(´・ω・`)